学生・研修医の方へ

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研修プログラム概要

実臨床に関わっていて日々感じることは画像診断は病理診断とならぶ診断学の2大柱であるということです。さらに画像検査は生検や手術と比較して敷居が低いため数多くの場面で活用が可能です。実臨床において内科的アプローチで鑑別診断を挙げ、画像検査で特異的診断にたどりついたときは「画像診断は診断学の花!」(のひとつ)と感じる瞬間です。おそらく初期研修医のみなさんが思う以上に画像診断が臨床現場で活躍するシーンは多く、研修医の間に画像診断学について集中的に経験することはみなさんの医師としても教養として、臨床力の底上げとしても確実に役立つはずです。

研修内容等

CT・MRIを中心とした画像診断の基本を丁寧に学びつつ、希望に応じてIVRの手技研修にも取り組めます。将来、放射線科を志す方はもちろん、他の診療科を目指す方にとっても、必要となる知識やスキルを意識した、個々に応じた柔軟な研修を提供します。
初期研修において画像診断科研修は多くが1~2ヶ月の期間で行われます。この期間は思いのほか短く、効率的な研修を行うには狙い、的をしぼった研修を意識することが大切と考えられます。たとえば急患の画像読影を中心に行い、救急の場面での画像診断力を向上させるであるとか、消化器領域を中心に読影を行いその領域の専門的画像診断について集中的に学ぶとかといったことです。それこそ今後何を目指すかでそれぞれの研修医に最適な研修というものがあると思います。研修を始めるに当たってその期間での獲得目標を明確にして各医師ごとのオーダーメイドの初期研修を作り上げることを目標としています。

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