よくあるご質問
画像診断科での後期研修を志望する際、読んでおいた方が良い教科書はありますか?
画像診断については研修開始後に基礎から学べますので、事前に特定の教科書を読んでおく必要は特にありません。初期研修中の各科の研修に専念していただければ大丈夫ですし、臨床全般についての基礎を固め視野を広げておくことが、画像診断を学ぶ際にも役に立つと思います。
前期研修で放射線科をローテートしておらず、読影レポートを作成したことがありませんが大丈夫でしょうか?
後期研修で一から学べるので大丈夫です。
他大学の卒業や、他の病院で初期研修をした場合でも、すぐに溶け込めるでしょうか?
当科スタッフの出身校は北海道から九州まで全国に及んでおり、閉鎖的な学閥などはまったくありません。在籍中の後期研修医も、みな他大学の卒業・初期研修後に入ってきて、楽しく研修に励んでいます。
現在他科・他病院に勤務していますが、専門分野の読影を学ぶために、短期間(数ヶ月)勉強に伺うことは可能でしょうか?
可能です。ただし短期間すぎると当院からは給与が出ませんので、短期間研修をご希望の場合は個別にご相談ください。
1日の読影にノルマはありますか?
個人に決まったノルマはなく、医局員全員で協力して、その日の読影を終了させます。
後期研修医は実際にはどれくらい読影をしていますか?
平均10~20件/日です。1件1件、自分でカルテを読み、教科書や文献を調べながら丁寧にレポートを作成し、その後、担当指導医のチェックを受けます。
当直、呼び出しはありますか? 頻度はどれくらいですか?
当直はありません。IVR班へローテート中は、夜間・休日の急患呼び出しがあります。回数にはばらつきがあり、1日に複数回呼び出される時もあれば、1週間に1回も呼び出されないこともあります。
特定部門に特化したセンターとのことですが、症例に偏りはありませんか?
症例数の少ない分野の読影はどのように学べばよいでしょうか?
埼玉医科大学病院と共同で研修を行っているため、2つの病院を併せればほぼすべての分野の研修が可能です。
画像診断科での後期研修中に、専攻したい分野の科(呼吸器、循環器、消化器など)の臨床を短期間研修することはできますか?
埼玉医科大学国際医療センター、埼玉医科大学病院、埼玉医科大学総合医療センターの各診療科の中で、当科と相手方の診療科長の許可が得られれば短期研修は可能です。
他施設で行う勉強会や学会には、月何回参加できますか?
勉強会は平均1~2回/月 参加できます。学会は演題が採択されれば何回でも参加できます。学会に応募する演題のテーマなどについては指導医が細かく指導しますので、意欲さえあれば未経験でも心配ありません。
海外への学会は参加できますか?
はい、できます。演題を出しての参加が原則ですが、初めての北米放射線学会は演題がなくても参加できます。
シカゴの巨大な会議場に世界中の放射線科医が集まる学会に参加して強い刺激を受けると、これからの研修への意欲が沸々と湧いてきます。
論文は書けますか?
テーマは与えてもらえるのでしょうか?
自らが興味を持ってアイデアを見つけていくのが一番良いですが、なかなか見つけられない時、行き詰まった時は、スタッフみんなで手助けをします。
住環境はどうですか?
東京から通えますか?
電車+バス、または自家用車で通えます。
当科では都内から電車+バスで通っている医局員が複数おりますので、朝のカンファレンス開始時刻や勤務終了時刻は、バス+電車の時刻に配慮して決めています。
外勤先などは紹介してくれるのですか?
はい、ご紹介いたします。
画像診断をはじめたばかりで、読影のバイトには行けるのですか?
入局してすぐは検診機関の問診のアルバイトに行きますが、読影のABCを学んだあとは、指導医のいる外部病院のアルバイトに行き、指導を受けながらのアルバイトを行います。
研修後の進路を教えてください。
海外留学、病院スタッフ、一般病院への就職などです。
後期研修終了後はスタッフとして採用していただけますか?
研修を無事終了できれば、喜んでスタッフとして採用いたします。