内科から画像診断科への転科
助教 鈴木 淳
Jun Suzuki
2020年入局
画像診断科を選んだ理由は?
もともと10数年来呼吸器内科を中心とした内科医として勤務しておりましたが、診療の中でも最も好きな画像診断を専門的に学び、診断医という立場から診療に関わりたく思い一大奮起・転科いたしました。
仕事のやりがいを感じるときは?
画像診断科はその大半の時間を医学的思考に費やすことができる希少な科であるということです。より深く、自分が望めば専門的に好きなだけ当該領域につかることが可能です。また、一つの領域にしばられることなく、全身を俯瞰的にみることができるのも、先ほどと逆説的ながら魅力の一つで、単一臓器・単一科からのアプローチでは鑑別にさえ挙げることが困難な病態であってもときには特異的診断にまでたどりつく経験をします。この楽しさ、充実感を多くの方とシェアしたいと常日頃考えています。
職場の環境はいかがですか?
個人のあり方を尊重してもらえる環境です。
今後の目標を教えてください。
呼吸器画像病理相関の探求
患者さんの病態にアプローチ
できるのが魅力
助教 浅見 志歩
Shiho Asami
2023年入局
画像診断科を選んだ理由は?
初期研修で放射線科をローテーションした際に、読影業務の面白さに惹かれました。画像から診断を導くプロセスが自分に合っていると感じ、この道に進もうと決めました。
仕事のやりがいを感じるときは?
画像診断科は全身を診ることができる診療科であり、主治医とは異なる視点から患者さんの病態にアプローチできるのが魅力です。自分の読影が診断や治療方針に貢献できたときに大きなやりがいを感じます。
職場の環境はいかがですか?
当院は、がん、心臓疾患、救急医療に力を入れているため、common diseaseから非常にまれな疾患まで、幅広い症例に触れることができます。ときには診断に頭を抱えるような難しい症例もありますが、質問しやすい雰囲気があり、複数の先生方の意見を聞くことができる環境が整っているため、学びながら診断力を高めていけます。
また、オンとオフがはっきりしており、非常に働きやすい職場です。残業は少なく、昼休みもしっかり確保されているため、メリハリのある生活を送ることができます。先生方は気さくで親しみやすく、業務に関する相談はもちろん、ちょっとした雑談も気軽にできる、温かい職場です。
今後の目標を教えてください。
まずは専門医資格の取得を目指しています。その上で、あらゆる臓器・領域に対応できる、全身をバランスよく読影できる放射線科医になることが目標です。
入局希望者に向けてメッセージをお願いします。
後期研修の開始にあたり、環境の変化や専門性の高い業務への不安が多くありましたが、先生方の丁寧な指導ときめ細やかなフォローのおかげで、日々確実に成長を実感できています。多くの症例に触れながら、落ち着いた環境でじっくりと学べるので、安心してスキルを磨くことができます。ぜひ一度、見学にお越しください。実際に雰囲気を感じていただければと思います。