画像診断・IVR専門の放射線科医を募集しております
埼玉医科大学国際医療センター・画像診断科では、画像診断・IVRを専門とする
放射線科医をめざす後期研修医を募集しております。
画像診断機器のめざましい性能向上、医療現場
の急速なIT化が進む今日、臨床医学における
画像診断の役割はますます増大しています。
一方、さまざまな内科的・外科的治療の進歩に
伴い、画像診断に求められる情報は従来以上に
複雑化・多様化しており、その要求に答える
ためには高度の専門知識を習得した専門医の
存在が不可欠です。
埼玉医科大学国際医療センターは、「がん」「心臓病」「(脳卒中を含む)救命救急」
に特化した高度の医療を提供しており、それを支える画像診断分野においても、
設備・診療スタッフの両面で充実した体制を整えています。
国際医療センター画像診断科では、上記のような当センターの特性を生かし、
豊富な症例、診断機器、指導スタッフのすべての面において最高水準の
研修環境を提供し、今後ますます発展する画像診断の世界で未来のリーダーと
なるべき意欲あふれる若手医師の参加をお待ちしています。
→ 参考:日本医学放射線学会のページへ(外部リンク)
→ 参考:日本IVR学会のページへ(外部リンク)
後期研修プログラムの概要
-
後期研修プログラムでは、まず放射線科医に必要な基本知識、検査手技を基本から
学んだ上で、専門の指導医のもとで画像診断の各分野をローテーションしながら
研修します。研修期間は5年を基本とし、研修終了時には「放射線診断専門医」
の取得を目標としています。
-
2018年度より、日本専門医機構認定の『埼玉医科大学放射線科専門研修プログラム』
にもとづいて研修を行います。
埼玉医科大学の3病院(大学病院・総合医療センター・国際医療センター)
の放射線科を中心に、外部の10施設を含めた研修施設群が一体となって
研修を実施します。研修前半の3年間、各病院の放射線科を6~12ヶ月単位で
ローテーションして放射線医学の全分野の基礎を習得します。
プログラムの詳細については、当院の臨床研修センターのページをご覧下さい。
各施設はそれぞれ疾患構成に特徴があり、合同研修プログラムを通じて
非常に広い範囲の症例を専門的に学ぶことができます。
また、多彩な指導スタッフと出会えることも本プログラムの大きなメリットです。
前半3年間の研修を終える時点で所属先を決定し、その後それぞれの施設で
さらに専門的なキャリアを磨くことになります。
-
放射線科には、画像診断・IVR、核医学、放射線治療の3つの大きな部門があります。
画像診断専門医をめざすには、まずこの3部門の基礎を一通り修得し、
「放射線科専門医」を取得することになります。
期間中に3病院の放射線科(画像診断科、放射線腫瘍科、核医学科)をローテーションし、
3年間の研修を終了した時点で放射線科専門医の受験資格が得られます。
画像診断科での研修では、脳・神経、胸部、心臓・大血管、腹部・骨盤部、乳腺、IVR
などの各分野を1~3ヶ月単位で順次ローテーションし、すべての分野について検査手法
と読影の基礎を身につけます。
-
放射線科専門医の取得後、画像診断・核医学・IVRについてさらに2年間のより高度な
研修を行い、「放射線診断専門医」の受験資格が得られます。研修内容の詳細は、各自の
希望をなるべく考慮する形でプログラムを調整しますので、全分野を万遍なく研修する
ことも、関心のある専門領域を重点的に研修することも可能です。
放射線診断専門医を目指して…
埼玉医科大学放射線科専門研修プログラムがスタート!
1)研修前半(3年間)
2)研修後半(2年間)
さらに詳しい情報、お問い合わせは下記まで お気軽にご相談を。